1907年来日中、櫻井錠二在職25年記念式典に出席
小石川植物園での集合写真から
マリー・ストーブス博士に関するリンク |
ストーブス博士発見の古代植物に錠二に因んで命名 |
謡曲の英訳本がロンドンで発売される |
ストーブス博士の業績紹介 大場秀章教授(東京大学総合研究博物館)による |
マリー・ストーブス博士の略歴(Marie Stopes) (1880-1958) |
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1880年エジンバラで生まれる ロンドンUCLで地質、植物学の学位を取得する。 1904年ミュンヘンに留学、古生物学の博士号を取得する。 1907年(明治39年)英国王立協会の奨学金で来日する。 1910年東京帝国大学藤井健次郎助教授と共同で北海道の炭坑で採集した白亜紀の植物化石の研究論文を英国学士院紀要に発表する。 ミュンヘンで出会った日本人植物学者との劇的な恋愛がきっかけとなり1年半余りの滞在中に古生物の研究のかたわら日本文化への造詣を深める。 英国帰国後「日本滞在記」を著す。 マンチェスター大学やロンドン大学で講師を務める 1917年(大正6年)櫻井錠二が翻訳に協力した謡曲の英訳本をロンドンで発売する。 同僚の科学者と結婚するが間もなく離婚。 1918年「結婚愛」を発表、べストセラーになり、日本の他各国で翻訳出版される。 1920年以降、産児制限・性教育や女性解放の研究や推進者として活躍する。 1921年教会の体制勢力と対立する全国規模の団体組織(National Birth Control Council)を結成する。 20世紀前半のイギリスにおけるフェミニズムと女性運動の第一人者となる。 英国に本部を持つ国際機関 ” MarieStopes International ”は現在では世界30カ国に支部または関連組織がある。 |